2024年11月27日( 水 )

騙されるな!あなたの一票が日本を救う!

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 NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。植草氏は7月10日投開票の参院選に向け、弁護士の伊藤真氏との共著を出版。伊藤氏は「ゆっくり急げ!」というラテン語の言葉を引き、忍耐強く政治改革への戦いを続けるよう訴えている。植草氏はまず参院選で「安倍政治の暴走を許さない!」ためには反対する候補者に一票を投じることが必要であり、投票所に足を運ぶように呼び掛ける。


参院選で激戦となっている選挙区が多数存在する。勝敗を分けるのはたった一票かも知れない。最後の最後まで力を尽くした側が勝利する。これが勝負の鉄則だ。改憲勢力に3分の2を渡さない。このためには、1人の当選、1人の落選が大きく影響する。32の1人区では、約1の選挙区でデッドヒートが演じられている。
「安倍政治の暴走を許さない!」と思う主権者は必ず投票所に足を運び、当落線上の「こちら側の候補」に一票を投じよう。その一票が日本を救うことになる。

敵側の戦略は
1.投票率をできるだけ引き下げる
2.与党勝利予想を流布する
3.アベノミクスを宣伝する
4.共産党を含む野党共闘を攻撃する
5.重要争点を隠す
である。これに乗ってはいけない。「安倍政治を許さない!」政党と候補者に投票を集中させて、安倍政治の暴走
を止める! これが参院選への対処方法だ。

参院選に合わせて、弁護士の伊藤真氏と共著を上梓した。
泥沼ニッポンの再生−国難に打ち克つ10の対話−

伊藤氏が唱える「ゆっくり急げ!」の言葉を胸に刻み、日本政治を「主権者が取り戻す!」 日本の舵取りを安倍政権に任せていいのか? NO!!「憲法改正」「原発再稼働」「TPP批准」「辺野古基地」「格差拡大」 私たちの未来は、私たちが決める! !  「誰かが変えてくれる」から「自分たちで変える」へ
第1章 史上最大の危機
第2章 三権分立が機能していない日本
第3章 緊急事態条項と本当の民主主義
第4章 主権の喪失を意味するTPPへの加入
第5章 国家なのか、国民なのか?
第6章 亡国の道をひた走る安倍政権
第7章 メルトダウンするアベノミクス
第8章 すべてを解決する「一人一票」の実現
第9章 教育とメディアリテラシー
第10章 ゆっくりと急げ!

ジャーナリストの高橋清隆氏が書評を掲載下さった。記して感謝の意を表したい。

高橋氏の書評の一部を抜粋して転載させていただく。
【書評】
『泥沼ニッポンの再生?国難に打ち克つ10の対話?』
植草一秀・伊藤真(ビジネス社)
「「オールジャパン・平和と共生」25%連帯運動を提唱する経済学者の植草氏と、同顧問も務め「一人一票」の実現を目指す伊藤弁護士による新著。参院選投票日目前に出た同書は、まさに主権者の必勝バイブルに見える。
構成は「三権分立が機能していない日本」「緊急事態条項と本当の民主主義」「教育とメディアリテラシー」など10章からなる。それぞれのテーマについて2人が交互に見解をすり合わせていく展開で、第一級の見識と分析力を楽しめる。」
「今回の参院選で改憲勢力が3分の2を確保すれば、真っ先に手を付けてくるのが緊急事態条項の発議であると植草氏は指摘する。自民党の「憲法改正草案」98条には緊急事態の要件に「大規模な自然災害その他」が入っているが、伊藤氏はこの意図を「まさに戦争をする国への一歩という意味でしかない」と警告する。
「仮に迅速に対応できなかったとしても、それは憲法のせいではまったくない。災害対策の基本は、『準備していないことはできない』である。たとえば東日本大震災でもそうだったが、日本は法律でそのあたりはすべて整備済みで、実際には災害対策基本法、災害救助法などさまざまな法律のオペレーションの訓練をしていなかっただけ」
全くその通りではあるまいか。さらに緊急事態条項は、立憲主義の二大特質である「権力分立」と「人権保障」を停止すると強調する。」
「同書はわが国を取り巻く諸問題を論じるだけではない。主権者国民勢力の結集を呼び掛けるのが真意と解する。植草氏は終章で共産党排除の策動を戒めるとともに、民進党内部の親安倍勢力の自公側への移籍を促す。その上で、次のように説く。
「本当の決戦は年内にも実施されるかもしれない次の衆院総選挙だ。この選挙では、党派にかかわらず、5大基本政策についての政策公約を基軸に1選挙区1候補を主権者が主導して絞り込み、その候補者の全員当選を目指す。オールジャパン平和と共生はそのための情報提供と基本戦略の提供に力を注ぎたいと思う」

伊藤氏はラテン語の「ゆっくり急げ」との言葉を紹介し、最後まで絶対あきらめない姿勢を持つべきと訴える。政権交代を含め、政治変革には時間がかかるため、市民には都度、チェックする忍耐強さが求められるからである。

参院選がどのような結果になっても、われわれ主権者が政治を奪還する道は続く。迷わず目的地に着くため、同書は必携の道路地図ではないだろうか。」

※続きは7月7日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」第1481号「教育・洗脳・弾圧・堕落・買収による工作」で。


▼関連リンク
・植草一秀の『知られざる真実』

 

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