福岡空港出資問題、高島市長の独裁者ぶりに危機感
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記事「福岡空港出資、議員条例案が39対20で可決~条例予算特別委員会」に関して、匿名希望の読者の方からいただいたご意見メールを紹介させていただきます。
一貫性がない高島市長の主義主張
現在の市政が大きな転換点を迎えようとしており、貴重な情報源として拝見させていただいております。この問題(福岡空港出資)の双方の言い分については、ある程度理解できますが、「右に倣え」と言わんばかりの市長の独裁者ぶりには危機感を募らせるばかりです。
そもそも、「民にできることは民に」と言いながら、アビスパ福岡や博多座、その他多くの会社に出資している市の姿勢を見直す気配は微塵も感じられない。そんな主義主張なら地下鉄にしても(大阪の橋下さんのように)民営化を検討していいはずだが、そんな話も聞かれず、一貫性がないとしか言えない。
株式にリスクがあると言うが、上場もされていないので、言うほどリスクは高くないし、与党(自民党市議団)が言うように、多額の運営権対価が設定されることは優良な投資先であることの裏返しなのではないか。さらに、役所の基金とかもっぱら国債などで運用されるが、利子は雀の涙なうえ、日銀の黒田バズーカで国債を買い支えている反動で、将来、国債暴落リスクをともなうことは微塵も認識されていない。
市の主張でおかしいと思う点はまだまだあるが、一方、与党(自民党市議団)にも、1%の株式があれば議案提案権が得られることなど、出資のメリットをもっと具体的に示してほしかった。ともあれ、市政の正常化を望むばかりです。
貴重なご意見ありがとうございました。
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