2024年11月20日( 水 )

ドラッグイレブン 期限切れの医薬品を販売

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 JR九州の子会社であるJR九州ドラッグイレブン(株)(所在地:福岡県大野城市)は18日、製造日から長期間が経過し、効果効能期限が切れていた商品を販売していたと発表した。商品は大木製薬(株)が製造する第3類医薬品「正官庄 高麗紅蔘精(エキス)」と「正官庄 高麗蔘精丸(丸剤)」で、効果効能を担保する期間が5年だった。

 効果期間切れの商品が発見されたのは4月12日。鹿児島の店舗で同社の店員が発見し、その後調査を行った結果、大分県と長崎県を除く九州・沖縄の各県の48店舗で期限切れの商品を陳列していたことがわかった。販売数は現時点で不明。

 原因はスタッフによる該当商品の製造年月の確認漏れ。「他の商品のように日付で管理するものではなく、ロット番号で確認をする商品だったため、確認作業に漏れが出た。今後は確認作業を徹底し、再発防止に努める」と同社はコメントしている。

 今後は店頭等への掲示を行い、購入者から申し出があった場合、交換等に応じる。現在までに健康被害の報告はないという。

日刊マックス流通のご案内

 日刊マックス流通は沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームまたはバナーからお申し込み下さい。
※「日刊マックス流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

 

関連記事