2024年12月22日( 日 )

三菱地所、神戸市「雲井通5丁目地区再整備事業」の優先交渉権者に

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▲再整備完了後の新たなバスターミナル
 および周辺エリア外観イメージ
▲バスターミナル内装イメージ

 三菱地所(株)は、11日、神戸市中央区の「三宮」駅側で計画されている、「雲井通5丁目地区再整備事業」の優先交渉権者に選定されたと発表した。
 同駅周辺エリアでは、バスの乗降所が6カ所に分散していることから、利用者への配慮が不十分ではないとの声も上がっており、交通アクセスの利便性向上が課題となっていた。神戸市はこれに対応するため、バス乗降所を集約した新たなバスターミナルの整備を主目的に、「新たな中・長距離バスターミナルの整備に向けた雲井通5・6 丁目再整備基本計画」を策定し、再整備の検討を進めていた。

 三菱地所は、今後協力業者の三菱倉庫(株)、神鋼不動産(株)、(株)東畑建築事務所、(株)再開発評価とともに、『「つなぐ」~神戸を世界とつなぐ、未来へつなぐ、次世代の都心創造プロジェクト~』をコンセプトに掲げ、オフィス・ホテル・商業機能・観光機能を取り入れた、西日本最大級のバスターミナルや図書館などの公共施設の新設を手がける。

 今後は、2019年度に都市計画の提案・決定を済ませ、20年度以降に権利調整手続きや既存建物の解体、新築工事へ着手。早ければ25年度の竣工を計画している。

【代 源太朗】

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