行き場失う日本の「廃プラ」狙う インド人が飛び込みで買付
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中国や東南アジア諸国にまで、日本の廃プラスチックの輸入禁止が広がっている。そのため、日本の廃プラの行き先がいまだに決まっていない。この状況に目をつけてか、先日福岡県内の産廃業者から耳にしたのは、「飛び込みでインド人が買い付けにきた」という驚きの話。話を聞いて見ると、県内の産廃処理場に飛び込んできたのは、流暢な日本語を話すインド人で、「廃プラを買い取り、インドやアフリカに輸出する」というのだ。
突然の訪問に驚いた業者だったが、「廃プラをリサイクル燃料に出すより、売却したほうが高額で取引できるため、ありがたい」と交渉は継続中だ。インド人バイヤーは後日、金額を提示すると言い、サンプルをもち帰ったという。今後、外国人による廃プラの買い付け合戦が始まるのか。ただし、買い取るのはきれいな廃プラに限られ、汚れていたり選別が不十分なものはNGである。
【東城 洋平】
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