東京電力、福島第2原発の廃炉を取締役会で協議へ~実現すれば第1原発の廃炉作業と並行か
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24日、東京電力は2018年6月から社内で検討していた福島第2原発の廃炉について、取締役会での協議に入ると発表した。
同社広報は、廃炉までの流れなど、「まだ詳しい内容を発表できる段階ではない」としているが、実行するとなれば、東日本大震災の影響で事故を起こした福島第1原発の廃炉作業と並行して行われることになり、人手不足による長期化や費用の増加が懸念される。
現在、福島第1原発での廃炉作業は核燃料デブリの取り出し作業が行われている。廃炉作業の中長期ロードマップでは取り出しが完了した後、施設の解体等に入るとしているが、その作業は30~40年かかると見込んでいる。
【小栁 耕】
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