中華人民共和国成立70周年を祝う記念レセプションが開催
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中華人民共和国の成立70周年を祝うレセプションが、26日午後6時から、ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区)4階の「鶴の間」で開かれた。
会場入口付近では、中国の改革開放をコンセプトにした写真展が開かれ、会場内には、各企業や団体から送られた花束が並んだ。
レセプションには福岡県内および九州各県の自治体関係者をはじめ、文化・経済団体、企業、在日華僑、華人団体関係者など約600名が参加した。
江蘇省から来福した江蘇女子民族楽団 開会のアトラクションでは、江蘇省で活動する江蘇女子民族楽団による生演奏が行われ、周年を祝うに相応しい華やかな幕開けとなった。
中国駐福岡総領事 何振良(かしんりょう)氏 主催者である中国駐福岡総領事の何振良(かしんりょう)氏は冒頭の挨拶で、「新中国成立70年以来、中国共産党の指導のもとで全国各民族が一致団結して困難に立ち向かい、道を切り拓いて次々と人類史上の奇跡を起こしてきました。中国はかつての閉鎖的で遅れた国から、今のように開放的で豊かな国になりました」と述べ、1949年当時と現在のGDPや社会インフラの統計数値を紹介しながら、その道程を振り返った。
また、安倍総理が今年12月に中日会議で中国を訪問する予定であることから、「首脳同士の相互訪問や青少年分野をはじめとする各分野での交流を通じて、中国と日本の関係が新たな時代に入って、新たな一ページをつくることができる」と力強く語った。
その後、福岡県知事、佐賀県知事、宮崎県副知事、鹿児島県副知事、大分県議会議長による来賓挨拶が行われ、元衆議院議員・山崎拓氏が乾杯の音頭を取った。
乾杯後の歓談時間は立食形式。あちらこちらで中国語による会話を耳にし、在福岡華僑の存在感の強さに改めて気づかされた。また会場内では「激動する世界情勢のなかで、着実に自治体や民間の交流が行われている。各々が交流を深め、日中関係をさらに深めていければ」との声が聞かれた。
送られた花束で埋め尽くされる会場内 会場内では中国語での会話が飛び交う 関連記事
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