2024年11月22日( 金 )

2020年の企業倒産、5年連続でゼロに 巣ごもり消費で中小SMの業績回復

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 2020年の流通企業の倒産は5年連続でゼロになる見通しだ。超低金利が続いている上、コロナ禍による巣ごもり消費で食品スーパー(SM)の業績が好転していることが背景にある。

 データ・マックスの調べによると、負債総額1億円以上のSMの倒産は2015年相次いだ近松ストアー(佐賀県)、スーパーナイン(熊本県)、大宮ストアー(長崎県)が最後。3社とも自己破産だった。同年には福岡県で2店を運営する(有)小田センターが廃業した。

 巣ごもり消費で青息吐息だった中堅中小スーパーの業績が回復しており、来年は事業譲渡も減る可能性が高い。倒産がゼロなのは一方で「ゾンビ企業」を温存しオーバーストアが改善しない一因にもなっている。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

関連記事