2024年11月14日( 木 )

2020年の企業倒産、5年連続でゼロに 巣ごもり消費で中小SMの業績回復

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 2020年の流通企業の倒産は5年連続でゼロになる見通しだ。超低金利が続いている上、コロナ禍による巣ごもり消費で食品スーパー(SM)の業績が好転していることが背景にある。

 データ・マックスの調べによると、負債総額1億円以上のSMの倒産は2015年相次いだ近松ストアー(佐賀県)、スーパーナイン(熊本県)、大宮ストアー(長崎県)が最後。3社とも自己破産だった。同年には福岡県で2店を運営する(有)小田センターが廃業した。

 巣ごもり消費で青息吐息だった中堅中小スーパーの業績が回復しており、来年は事業譲渡も減る可能性が高い。倒産がゼロなのは一方で「ゾンビ企業」を温存しオーバーストアが改善しない一因にもなっている。

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