巣ごもり消費の恩恵を受け、2～3月期決算の上場6社（子会社を含む）の第3四半期売上高はそろって増収を計上する見通しだ。
リテールパートナーズ傘下の3社の3～11月期売上高は、丸久グループの7.1％増をはじめ、マルキョウ4.2％増、マルミヤストア8.6％増と揃って増収となった。既存店はマルミヤが7.9％伸びたほか、もっとも低いマルキョウも4.2％増えた。客数は減少しているが、まとめ買いで客単価が大幅上昇している。
ミスターマックスHDは9.2％増だった。ただ、下期の3カ月間は9月が消費増税による前年の駆け込み需要の反動で落ち込んだ影響で前年同期比1.0％増にとどまった。
3月期決算のダイレックスは4～11月累計で11.6％増に。既存店は6.4％増だった。ナフコは9.2％増で、既存店は10.1％増と二ケタの伸び率に達した。
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