2024年11月23日( 土 )

【縄文道通信第58号】縄文道ユートピア論~実現可能な道程 縄文道―武士道―未来道(後)

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(一社)縄文道研究所

 Net-IB Newsでは、(一社)縄文道研究所の「縄文道通信」を掲載していく。
 今回は第58号の記事を紹介。

 それでは国連が2015年に提唱した17カ条を以下に掲げながら、縄文道と比較してみよう。

 上記のようにSDG’sは国連の193カ国の承認により、30年までに具体的に実現しようとする画期的な世界的な運動である。また、SDG’sの精神を反映した経営も、世界中でその重要性が唱えられている。

 縄文時代の約1万4,000年の間に、前述の比較で記載されているように、日本列島で実現していた社会でもある。この歴史的事実は、哲学者の梅原猛が主張するように、縄文文化は日本人の源流で基層、しかも現代に水脈でつながる精神でもある。

 また世界的歴史学者で、世界的ベストセラーを著したイスラエルのヘブライ大学教授のユバル・ノア・ハラリ博士が現代人への警告として、「人類は文明に慣らされ便利になったことで、五感が失われてしまった。今こそ狩猟、漁労時代=縄文時代に回帰すべきだ」と述べている。

 筆者は縄文土器の迫力のある美に魅せられ、縄文文化にハマって約30年が経つ。今回新型コロナの影響で、人類が生と死、生き残りを考える時代に突入し、世界中が原点回帰の動きに入りつつあると感じる。

 今こそ、SDG’sの先駆者の日本が、世界の先頭に立って、縄文道の精神を現代に生かして発言し、実現に向かって行動できる国であると確信する。最後に読者の参考までに縄文道、新縄文人、縄文道経営の早見表を添付させていただく。

(了)


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