2024年12月22日( 日 )

今期の経常利益利率、コロナ効果で軒並み上昇 ナフコ8.53%、ミスターマックスHD4.36%

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 上場6社(子会社を含む)の2021年2、3月期の経常利益率は揃って上昇する見通しだ。イズミとイオン九州を除く4社は巣ごもり消費で利益が急増することによる。

 イズミは9.7%の大幅減収見通しだが、経費削減で19.6%の増益を確保、利益率は4.30%から4.73%に高まる。イオン九州はマックスバリュ九州との合併効果で経常利益が2.3倍に急増し、利益率は0.56%と低水準ながらやや上昇する。

 ナフコは8.53%と前期の4.12%から急上昇する。増収と粗利改善、経費減のトリプル効果による。8%台はバブル期もなかった。

 リテールパートナーズは会社側発表では2.96%と0.68ポイント上昇にとどまるが、第3四半期の経常利益は通期予想の70億円を超過しており、上振れは確実。

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