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(株)ハイウッド
ビルの建て替えなどで避けて通れないのが、住民や店舗の立ち退きである。立ち退きは神経を使いつつも、なかなか同意がいただけないことが多く、粘り強い交渉が必要とされる。その難しい交渉を一手に引き受け、立ち退きをスムーズに完結させるのが(株)ハイウッドだ。代表の高木輝雄氏が定年退職を機に、長年手がけた交渉術をもとに、今年1月から本格的に始動。立ち退き交渉のスペシャリストとして、手腕を発揮する。
ほぼ100%を誇る立ち退き成功率
(株)ハイウッド 代表取締役社長 高木 輝雄 氏 (株)ハイウッドは代表取締役社長である高木輝雄氏が、学卒後、地元熊本の土地家屋調査士事務所に入社して、原野・ゴルフ場・別荘地開発を手がけつつ、土地の所有者との買収・立ち退きまで一貫した仕事を経験。その後1991年に個人創業を開始した。創業後も本業の不動産業よりも立ち退きや買収の話が舞い込み、多くの依頼案件を受けた。「創業当初から不思議と本業よりも、立ち退きなど、誰もが手がけない仕事の依頼が多かったのです。意外と好評だったのではないでしょうか」と高木氏。
そこに、マンションディベロッパーからの依頼が、高木氏の立ち退き交渉における能力をさらに高めることになる。高木氏は立ち退き業務に加えて、予定建築物の建築確認通知、竣工に至るまでの近隣対策業務を一手に引き受けることになった。
創業の91年から2007年までの16年間、年平均10棟を超えるペースで参加。高木氏がすべての立ち退きを一手に手がけ、総計200を超えた。その成功率はほぼ100%。例外として1件だけ裁判になったものがあったが、双方の弁護士にて和解が成立。高木氏が歩んできた業務の道には、結果的にただの1件も不成功は残してこなかったのだ。
柔和な人柄と粘り強い交渉術
「成立させるためには、とにかく粘り強く説得をさせていただくことです。何度も何度も住民の方にお会いして、お話をさせてもらっています」と、とにかく足を運ぶことが第一と高木氏。そして、立ち退きの相談も親身になって受けることが最も重要であると説く。たとえば、区の相談窓口の紹介や、一緒に相談に同行することなどはもちろん、最善と思えるありとあらゆる方法を選択することを心がけているそうだ。
とはいえ、高木氏の能力を持ってしても、立ち退きについては時間がかかるものである。どうしてもすぐには了承してくれない住民は、必ずいるからだ。特約で立ち退き渡しとなっているから、相手任せにしてしまうと、もっと時間がかかる案件になってしまうことはたしかだ。「早くメドを付けて次の案件にシフトすることが、他社との差別化を図ることになります」(高木氏)。こういった専門職からの地道な業務が、早急な解決に実を結ぶ。かといって、反社会的な行為は絶対に行わないことが高木氏のポリシーである。
長年手がけてきた業務の根幹には「依頼主が築いた信用を第一に考え、何よりも大切にする」との思いがあり、同社のスローガンにもなっている。立ち退き業務に特化した、絶対的な自信の表れだろう。そしてこれからも、「築き上げた信用は絶対落とさない」と・・・。立ち退き業務に特化した事業の展開開始
今後は、立ち退き業務のオンリーワン企業の社長として、名を馳せることになるだろう。たとえば福岡都市圏においても、老朽化が進むビル・マンションの建て替えが多くなると言われている。これから立ち退きにおいて、時間短縮とリスク管理が必須となる。最近では、ネットの影響もあり、入居者同士で情報の共有を図ったり、権利意識を強めたりして団結することも考えられる。そうなると一筋縄ではいかず、しかも籠城されたら時間ばかり浪費し、次のステップに行けなくなる。
そのようなことを回避するためにも、長年手がけてきた実績をもとに事業を展開するハイウッドに立ち退き案件を任せるのは、良い選択と言える。立ち退きに関するさまざまな相談は、信頼と実績を兼ね備えた同社に相談してみるといいだろう。【道山 憲一】
<COMPANY INFORMATION>
代 表:高木 輝雄
所在地:福岡市城南区片江4-7-10
設 立:2002年8月
資本金:1,000万円
TEL:092-863-2770
0120-316-807(フリーダイヤル)
URL:http://highwood.co.jp関連記事
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