食用油大幅値上げ、マーガリンも小幅浸透 食品19品目売価調査

　食用油の大幅値上げ浸透――データ・マックスが10月28日に行った低価格3店の売価調査によると、大手メーカーが出荷価格を春から連続して引き上げた食用油では、3店とも日清キャノーラ油を前月末の調査時点から15～30％以上大幅値上げした。同じくメーカーが上げた「雪印ネオソフト」も小幅値上げした。先行した「キューピーマヨネーズ」は450g200円以下がなくなり新価格が定着した。相次ぐ値上げで売れ行きへの影響が注目される。

　日清オイリオグループなど大手は原料高を理由に4月から値上げを数回にわたって実施。トライアルは前月27日調査時点の1000g288円を399円に、ルミエールは同328円を378円に、前月まで214円で頑張ってきたマルキョウは279円にそれぞれ上げた。ルミエールは8月まで1000g199円で売っていた「味の素キャノーラ油」を9月に続く2回目の値上げで298円にした。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ ＞＞