適格消費者団体が冊子「元気読本プラス」の改善申し入れ
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適格消費者団体の(特非)消費者被害防止ネットワーク東海は26日、冊子「元気読本プラス」の内容が医薬品医療機器等法や景品表示法に抵触するとして、発行元のオアシスに編集方針の見直しを申し入れたと発表した。
同冊子は医療機関の待合室などに置かれている。ネットワーク東海によると、冊子の表紙に「頑固な便秘を解消 無理なく自然なお通じ」などと表示。記事では症状を改善するための一般的な知識を紹介しつつ、特定の成分に顕著な改善効果があることを強調。次ページに、その成分を配合した商品(健康食品)の広告が掲載されている。
ネットワーク東海は、冊子の記事は商品広告でないように見えるが、実質的に商品の広告ページと一体となって、広告として機能するように編集されていると指摘。商品の広告ページでも、医薬品的な効果があるかのようにうたった表示が認められるという。このため、広告主の健康食品販売会社(4社)に対しても、問題のある表示を停止するように求めている。
【木村 祐作】
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