業態別11月既存店売上高、企業間・業態間で格差
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主要13社の業態別11月既存店売上高によると、イズミとナフコ、井筒屋が前年同月比マイナスに転落する一方、コスモス薬品とダイレックスがプラスに転じた。売上は総じて10月に続き増加しているが、食品や日用雑貨の値上げ効果によるところが大きく、消費自体が上向いているわけではなさそうだ。
総合スーパー(GMS)ではイオン九州が2.9%増と10カ月連続増収だったのに対し、イズミは直営2.2%減、商業施設全体でも2.4%減と4カ月ぶりのマイナスに沈んだ。イオン九州は衣料売り場を縮小しアウトドアやスポーツ用品、テナントを導入するなどのGMS改革の成果が出たかたちだ。イズミは低価格のプライベートブランドが手薄なことを指摘されている。
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