自分の子や孫までも入社させたくなる企業を目指して
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第一電建(株)
ビル、住宅、店舗の電気工事から道路照明、交通信号機の設置、メンテナンスまで手がける第一電建(株)。「電気工事もできるサービス業」を掲げ、地域社会に安心安全を届けている。同社の経営の基軸には3つの柱があるが、これらを高める取り組みの一部を紹介していく。
お客さまの「喜びと安心」に貢献
月に一度、全社員対象に外部講師を招いてのマナーアップ研修を実施。おもてなしの心、接遇などを細かく指導してもらう。「作業員にそれが必要なのか?」と思われるかもしれないが、「作業が早く、丁寧では普通の満足しか与えられない」というのが高山幸治代表の考えだ。サービスの付加価値を追求することで、リピーターが増え、指名される作業員もいるほど、効果が上がっている。
全社員の幸福の追求
経営理念の浸透を目指し、月に一度「社長研修」を開催している。仕事を通じて、自らの目標を達成するためには、考えを共有する必要がある。「理念を掲示、唱和するだけでは伝わらない。社員の心が動かされるまで徹底的に伝える」と高山代表。理想とするのは人間臭い親父(おやじ)。会社は家族、おやじである社長のためなら、やってやろうと社員は奮い立つのだ。また高山代表は社員の家族までも、1つの大きな家族と捉えている。そのため、入社前に新卒者の保護者を招き、「保護者懇談会」を開催。企業の目的、ビジョン、価値観を新卒者の最も近くにいる家族に伝えるためだ。「誰しも、始めたばかりの仕事で壁にぶつかる。それを乗り越えるためには、会社はもちろん、保護者のサポートも力になってくれる。そうやって、双方から支えあい、一人前の社会人に育てていきたい」(高山代表)。このほか育児、介護休暇など10以上も制度を設けており、福利厚生も充実している。
地域社会の繁栄に寄与
もちろん日々の仕事を通じて、また社員の家族を通じて地域社会の発展に尽くすという命題がある。さらに同社では年に一度、「第一電建フェスタ」を開催。地域住民を招き、家族で楽しめるイベントを催している。企画から開催まで、社員総出で手作りだからこそ、伝わるものがある。回を重ねるごとに来場者は増え、今年は約1,500名の笑顔が溢れた。今や、地域のイベントとして定着しつつある。
これらの取り組みを通じて、将来的に目指すのは「自分の子や孫までも入社させたい」と思われること。その理想像に一歩一歩近づいている。<COMPANY INFORMATION>
第一電建(株)
代 表:高山 幸治
所在地:福岡市博多区井相田2-8-15
創 業:1971年6月
資本金:2,300万円
TEL:092-588-2260◆建設情報サイトはこちら>>
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