「投票行きません」　若者に政治への関心を聞く

　4月9日に投開票される福岡県議選・福岡市議選。福岡市内の期日前投票所は役所の他にソラリアプラザなどの商業施設に設置されている。警固公園、ソラリアプラザで、若者に政治への関心について話を聞いた。

　「投票に行かない」という若者が多数おり、関心の低さを改めて実感した。行かない理由としては「政治がわからないから」「どの候補者も同じように見えるから」という意見が聞かれた。また、彼らのほとんどはソラリアプラザに投票所が設置されていることも知らなかった。なかには「選挙についてのインタビューなら受けない」という若者も。

　日本は「シルバー民主主義」と言われて久しい。10代や20代はただでさえ有権者の母数が少ないのに、投票率がほかの世代と比較すると低い水準であり、ますます意見が反映されない状況となっている。この現状には危機感を覚える。

　若者の皆さん、自分たちの考えを示す機会として、投票に行ってみませんか。

【吉村　直紘】