上場5社の粗利益率、イオン九州以外は改善 大きい値上げ効果
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上場5社の直近決算(2023年2月期、22年6月~2月期)の粗利益率を調べたところ、イオン九州を除く4社が前年同期から改善した。改善した4社は、食品などの値上げ効果が大きい。仕入原価は上昇したものの、売価に転嫁が進み、差額である粗利益が増えた。
イオン九州は旧会計基準で26.17%と0.11ポイント悪化した。食品構成比が76.8%と0.4ポイント上昇したことに加え、プライベートブランドの売価を据え置いたことも影響した。当期から適用の新基準では25.94%。
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