2024年12月21日( 土 )

福岡市、長浜屋台街で「屋台DX」をスタート

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 屋台文化の存続と発展を目指して「福岡市屋台基本条例」が制定されてから、この7月で10年を迎える。全国初となった同条例の制定10周年を記念し、同じく10周年を迎えるLINE Fukuokaと協働で、市はこのたび「屋台DX」プロジェクトをスタートさせた。

 専用のLINE公式アカウントをスマホのLINEアプリに追加することで利用可能になるしくみで、今年6月に復活した長浜屋台街を中心に展開中。早くも熱い視線を浴びている。

長浜屋台街の営業状況と混雑状況の見える化

 屋台にIoT 機器を設置し、営業しているかどうかがリアルタイムで分かるようにする取り組みが、長浜屋台街全軒で実施されている。屋台に設置している電源に機器が接続されると自動的にシステムが感知し、「まもなく営業開始/営業中/営業時間外」の3段階で営業状況が表示される。

 さらに、長浜屋台の1軒である「明太中毒」では、IoT 機器で撮影した屋台内の混雑状況画像を AI で解析し、店内の混雑状況を3段階に分けてリアルタイムで確認できるサービスも提供される。

長浜屋台街スタンプラリー

 しかも、屋台内に設置した2次元コードを読み取るとプレゼントがもらえるデジタルスタンプラリーも実施される。「ハシゴをすると一品サービスも!」というから見逃せない。実施期間は6月 30 日~10 月 31 日。ライン登録用QRコードおよび詳細は、福岡市のHPにある資料(福岡市屋台基本条例制定10周年 記念プロジェクトをスタート 「屋台DX」にチャレンジします!(PDF))を参照されたい。

<問い合わせ先>
経済観光文化局のまつり振興課(濱田)
TEL:092-711-4084

【寺村朋輝】

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