福岡県4百貨店の第1四半期 岩田屋三越、博多阪急、博多大丸は好調、井筒屋苦戦
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福岡県4百貨店の第1四半期(3~5月、4~6月)決算は、新型コロナ感染の第5類移行で客足が増加、井筒屋を除く4社が増収になった。経常利益は岩田屋三越が2.4倍、博多大丸が黒字転換したが、井筒屋は減益と明暗が別れた。
発表した売上高は新旧会計基準が混在している。岩田屋三越は新・旧基準の両方を発表した。旧基準の増収率が8.7%に対し新基準は4.8%と開きがあるのは、直営売場より委託売場のほうが伸び率が高かったことを示す。経常利益が急増したのは増収効果に加え、コロナ期に取り組んだ収支構造改革の成果によるとしている。
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