【福岡市】省エネビルの設計費用補助、来年度から要件緩和

　福岡市は、ビルやマンションの省エネ化に最大300万円の補助を行う。来年度からは、ZEH-Mの延べ面積の要件が緩和される。

　補助対象者の要件は、福岡市内で延べ面積300ｍ²以上のZEB、200ｍ²以上のZEH-Mを建設する建築主で、上乗せ設計費を福岡市内の建築士事務所に支払うこと。建築士事務所は、福岡市内に事務所を置いていることが求められる。

　補助対象額はZEBの場合、延べ面積300ｍ²以上2,000ｍ²未満で150万円、2,000ｍ²以上で300万円。ZEH-Mの場合、延べ面積200ｍ²以上2,000ｍ²未満で60万円、2,000ｍ²以上で100万円。改修も対象となる。

　交付申請は4月1日から来年1月末まで。申請後にBELSの評価書を取得することが条件となる。受付は先着順で、予算の上限に達し次第、募集は終了する。

【永上　隼人】