2024年12月22日( 日 )

アプライドの24年3月期 PC・ゲーム事業など好調で増収増益

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 アプライド(株)(本社:福岡市博多区、岡義治代表)は14日、2024年3月期の連結決算を発表した。それによると売上高428億1,900万円(前期比10.9%増)、営業利益21億2,400万円(同22.3%増)、経常利益21億4,200万円(同22.2%増)、当期純利益12億1,000万円(同10.2%増)と、増収増益だった。

 セグメント別の状況を見ると、パソコン・ゲーム事業は、業種別・用途別にオリジナル製品ラインナップを拡大し、ソリューション提案の幅を広げたほか、法人・官公庁・研究機関・大学向けセミナーの開催などにより、新規法人顧客の獲得に注力することで、売上高は317億2,000万円(前期比3.9%増)となった。

 化粧品・雑貨事業は、グループ自社農園「ひーな農園」を活用した地域密着型独自イベントの開催により集客力を高め、オリジナルギフト商品の展開による差別化を推進。卸売販売が堅調に推移したことから、売上高は107億2,400万円(同36.6%増)となった。

 出版・広告事業は、最新のデジタル技術やドローンを活用したPR動画配信サービス、SNS運用代行サービス、官公庁・自治体向けデジタルブック作成など、定期情報誌発刊を基本に、デジタルビジネス支援サービスを追加展開することで、売上高は3億9,300万円(同12.5%増)となった。

 25年期の業績については、売上高430億円(前期比0.4%増)、営業利益21億5,000万円(同1.2%増)、経常利益21億5,000万円(同0.3%増)、当期純利益13億5,000万円(同11.5%増)の増収増益を見込んでいる。

【田中 直輝】

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