上海視察報告（３）～経験者が語る成功の条件

　中国出身で日本在住歴が永いＡさんは５年ほど前から現地の輸入スーパー向けに商材を販売している。業界経験は全くなかったが、日本に永く生活した経験を持っていたことや、同スーパーに人脈を有していたことで起業を決断した。現在は四国や九州の加工食品、調味料、雑貨類などを販売。ヨーロッパからはワインなどアルコール類も輸入している。当初はさまざまな経費が掛る一方で売上が伸びず、２年の間に「見る間に口座の預金が減少した」しかし、この間、日本を始め世界に広がる友人とこまめに情報交換を継続。売れる商品を探り当てこの「１～２年は儲かっている」。

　Ａさんは苦しい時に撤退せずに粘り強く継続したことで、チャンスをものにした。また、販売先企業に強いパイプを有していたこともメリットとなった。なにより自らの人脈を生かし商品探索を続けた。「人任せの安易な進出では成功しない。」と力説する。
　一方で「中国ビジネスは難しい」というイメージにひるむ必要ないことも示す。Ａさんのケースでは「身の丈に応じた時間とコストを惜しまず、パートナー・ネットワークを見極め活用する」ことに集約されそうだ。
　いずれにしても巨大市場で日本の商品が求められていることは変わりない。

■皆様の良品を中国市場に販売展開する為の上海越境ECの状況視察３日間

＜日　時＞
11月13日（金）～11月15日（日）

＜視察地＞
上海自由貿易区

＜参加費＞
お一人様　17万円（税込、アテンド・コーディネート料50,000円も含む）

＜参加人員＞
12名様以上

＜お申込み締め切り＞
10月23日（金）

＜お問い合わせ、お申込み先＞
（株）データ・マックス（担当：鹿島、小山）
福岡市博多区中洲中島町2-3　フジランドビル福岡８F
TEL：092-262－3388　FAX：092-262-3389

※お申込みは下記の申込書にご記入の上、FAX（092-262-3389）をお願いします。
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