上場7社今期の経常利益率 5社上昇、2社低下の予想

　上場7社の今期の経常利益率はコスモス薬品とイオン九州を除き前期から上昇する見通しだ。増収効果に加え、食品値上げで粗利益率が改善される。ただ、円安で仕入原価が上昇する傾向にあり、値上げ転嫁が十分でないと、下振れする懸念がある。

　コスモス薬品は集計中の2024年5月期決算の経常利益率が3.62％と0.38ポイント悪化する見通し。第3四半期は3.62％と前年同期から0.40ポイント悪化で通過した。ドラッグストア大手の競争激化で粗利益率が悪化するのが響く。

※この記事は6月3日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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