2024年12月25日( 水 )

福岡市、半導体関連エンジニアも早期入国・就労を可能に

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 福岡市は「エンジニアフレンドリーシティ福岡」を掲げ、国家戦略特区制度を活用しエンジニアビザ制度を実施している。同制度が23日から拡充され、ITエンジニアだけでなく半導体関連産業のエンジニアについても活用が可能になった。 

 この制度導入により、外国人エンジニア(ITおよび半導体関連産業等)の在留資格である「技術・人文知識・国際業務」の地方出入国在留管理局での審査に通常1~3カ月程度要するところ、福岡市が事前に審査の一部(企業審査部分)を担うことにより、同局での審査が1カ月程度まで短縮される見込みだ。

 福岡市は活用を想定している企業として、(1)ソフトウェア開発業(受託、組み込み、ゲーム等)、情報処理業など情報関連産業、(2)半導体製造業、半導体製造に係る装置製造業(ウェーハ加工、熱処理、洗浄等)、検査業など半導体関連産業、(3)情報関連産業および半導体関連産業へITエンジニア、半導体関連技術者および通訳者を派遣する労働者派遣業を挙げている。

【茅野雅弘】

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