メガバンク3行、第3四半期の純利益は前年同期比30%超増

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 国内3大メガバンクグループ(三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ)が2025年3月期第3四半期業績を発表し、いずれも過去最高を更新した。

 好業績の要因は、各社とも金利環境の改善や貸出金利息収入の増加が業績を押し上げたかたちで、証券や市場関連収益の向上がさらに利益を拡大させた。また、コスト管理の徹底により、経費増を抑えたことも利益成長に寄与している。通期でも3社とも最高益を更新する見込みだ。

■三菱UFJ、四半期純利益は1兆7,489億円(前年同期比34.7%増)
 売上高(経常収益)は10兆2,775億円(同20.8%増)、営業利益(経常利益)は2兆4,219億円(同34.4%増)だった。

■三井住友FG、四半期純利益は1兆1,360億円(同43.3%増)
 売上高(経常収益)は7兆6,522億円(同14.4%増)、営業利益(経常利益)は1兆6,191億円(同35.3%増)だった。

■みずほFG、四半期純利益は8,553億円(同33.1%増)
 売上高(経常収益)は7兆735億円(前期比14.8%増)、営業利益(経常利益)は1兆1,265億円(同27.6%増)だった。

【寺村朋輝】

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