福岡博多ライオンズクラブ 60周年記念事業が盛大に催される

福岡博多ライオンズクラブ
福岡博多ライオンズクラブ

 福岡博多ライオンズクラブ(会長・森口一寛氏)は、福岡地区で3番目に立ち上げられたクラブである。5月10日(土)には、「60周年記念式典」が開催されることになっている。

 先立って4月20日(日)、博多小学校にて地元博多4校区(冷泉町・御供所町・大博町・奈良屋町)への「防災支援金贈呈式」が行われた。

4台の青パト
4台の青パト

    50周年のときには写真の青パト4台(金額600万円)を寄贈した。4台の青パトは10年間、4地区を飛び回り、地域の防犯に貢献してきた。

 今回、60周年記念事業として4校区の自治体協議会から「防災器具が必要」との申し出があった。要請を真剣に受け止めた福岡博多ライオンズクラブは、事業資金集めに奔走。その結果、このたび、4校区自治体協議会にそれぞれ50万円ずつ、総額200万円を防災支援金として贈呈した。地元に貢献するのは福岡博多ライオンズクラブとして当然のことだ。

防災支援金贈呈式
防災支援金贈呈式

 贈呈式の後、今回、防災器具が贈呈されたことにちなんで、気象予報士の佐藤栄作氏による気象と防災に関する講演が行われた。佐藤氏はKBCテレビで気象キャスターを務めている。

講演会
講演会

    佐藤氏は講演のなかで、気候変動により北極の冬季海氷面積が最小となり、CO2の排出が継続することで日本でも猛暑や大雨の増加が予測されるとした。過去に福岡県で発生した大雨災害にも触れたうえで、2時間以上の降雨や強風時には迅速な避難行動が求められ、防災用品の備蓄が推奨されると語り、天気予報セミナーへの参加を呼びかけた。

【児玉直】

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