九州経済連合会は11日、定時総会と理事会を開催し、新しい会長に九州電力の池辺和弘代表取締役社長を選出した。池辺氏は「九州をもっと元気にしたい」と意気込みを語る。
九電出身としては12年ぶりの会長就任となる。任期は1期2年で、倉富純男前会長は2期4年務めた。
九州では電力を多く消費する半導体関連の工場の進出が進むなかで電力需要が増えることが見込まれ、安定供給体制の構築が重要な課題となっている。九電出身でエネルギー政策に精通する池辺氏のもと、さらなる企業誘致が進むことを期待したい。
池辺氏は1958年生まれ、大分県出身。2018年6月から九電社長を務めており、今月下旬に開催予定の同社株主総会で代表取締役会長に就任する予定。電力大手3社(東京、関西、中部)以外の出身者として初めて電気事業連合会の会長を務めた(20年3月~24年3月)。
【茅野雅弘】
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