安川電機 26年2月期業績予想を下方修正 トランプ関税の影響

 4日、(株)安川電機(本社:北九州市八幡西区、小川昌寛代表)は通期(2026年2月期)の連結業績予想について、4月に発表していた業績予想から下方修正した。修正後の予想は、売上高5,150億円(前回予想5,500億円、前期比4.2%減)、営業利益430億円(前回予想600億円、前期比14.3%減)、経常利益455億円(前回予想630億円、前期比42.0%減)、当期純利益330億円(前回予想465億円、前期比42.1%減)で、減収減益を予想している。

 業績予想の下方修正の理由については、アメリカのトランプ政権の関税政策の影響で、各国の設備投資需要に先行き不透明感が増したためとしている。

 また、同日、同社は26年2月期第1四半期の連結決算も発表した。それによると、売上高は1,256億4,200万円(前期比5.1%減)、営業利益は105億300万円(同5.5%減)、経常利益は98億4,900万円(同20.1%減)、当期純利益は72億9,100万円(同21.5%減)で、減収減益となった。

【寺村朋輝】

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