【10/10】「水たき料亭 博多華味鳥」中洲本店リニューアルオープン
中洲本店 約1年半ぶりに再開

10月10日、「水たき料亭 博多華味鳥」の中洲本店が約1年半ぶりにリニューアルオープンした。
リニューアルオープンに先立って開催されたレセプションでは、新生・中洲本店の味が披露された。この日ふるまわれたのは、「水たき明太御膳」と、本格コース「華」。いずれも同店の代名詞である水炊きが提供された。
自社ブランド銘柄鶏「華味鳥」を使用した水炊きは、創業者が確立した製法を今に受け継ぐ伝統の味。職人の手によって生み出される白濁のスープは、時間と手間の結晶だ。
「水たき明太御膳」はランチ営業限定のメニューで、伝統の水炊きと自家製明太子を手軽に味わうことのできる、博多の味文化を象徴するメニューとなっている。そして、同店の魅力を堪能できるコース「華」では、季節の趣を織り込んだ品が続々と運ばれてくる。華味鳥オリジナル銘柄のお酒とともに楽しむのがおすすめだ。

自慢の銘柄鶏 「華味鳥」軸に事業展開

同店の運営を担うのが、トリゼングループの飲食部門を担うトリゼンダイニング(株)だ。同グループは祖業である食肉卸売業を礎に、銘柄鶏「華味鳥」を育て上げたトリゼンフーズ(株)が素材の品質を守り、トリゼンダイニングがその価値を消費者の食卓へと届ける。「華味鳥」は、養鶏から卸し、加工、販売までを自社で一貫して行う銘柄鶏であり、独自の飼育方法と徹底した品質管理によって高い鮮度と安全性を保っている。
この「養鶏から食卓まで」を実現する一貫体制こそ、単なる飲食店運営にとどまらない華味鳥ブランドの揺るぎない品質を支えるカギとなっている。
新店舗を旗艦店に 博多文化を発信
今回リニューアルした中洲本店は、国内外からの観光客と、地元・国内の顧客が心地よく「共存」できる空間となっており、食体験を通じて博多の文化を届けることが重要なテーマとなっている。たとえば、店舗の外には博多塀の装飾が施され、席に着くとすぐに華やかな博多織のメニューが目にとまる。味覚のみならず、視覚的にも博多らしさを散りばめることで、来店客に「また来たい」と思わせる体験を提供する。
落ち着いた店内は、1階には4名用と6名用のVIPルームが2部屋、2〜3階は最大44名、4階は最大12名を収容できる構成であり、会食や接待、家族の集まりなど多様なニーズに対応可能な柔軟性を備えている。中洲本店は、トリゼングループが、地元福岡の郷土料理を全国、そして世界へと展開していくための、新たな旗艦店としての役割を担う。
これから寒さが増し、鍋や忘年会のシーズンとなる。博多の味を囲むなら、リニューアルした「博多華味鳥」中洲本店へぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
【和田佳子】
<INFORMATION>
水たき料亭 博多華味鳥 中洲本店
〔所在地〕
福岡市博多区中洲5-4-24
〔TEL〕
092-263-0322
〔営業〕
昼の部 月~日 午前11時30分~午後3時
夜の部 月~土 午後5時~午後11時
日・祝 午後5時~午後10時
〔公式WEB予約サイト〕
https://yoyaku.toreta.in/nakasu/