西日本鉄道(株)(福岡市中央区)が13日、2026年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高にあたる営業収益は前年同期比6.8%増の2,222億5,800万円、営業利益は同 3.0%増の130億5,600万円、経常利益は同8.8%増の143億7,800万円、当期利益は同78.6%増の165億2,600万円。経常利益と当期利益は過去最高となった。
今や主力事業に成長した物流事業において、国際物流がアジアでの取扱高が増加したことなどにより、営業収益は719億3,500万円(同2.5%増)、営業利益は25億2,000万円(同62.9%増)となった。不動産事業は営業収益が440億8,100万円(同21.5%増)、営業利益が50億4,200万円(同13.9%増)となった。4月に開業した「ONE FUKUOKA BLDG.」も増収の一因となった。
運輸事業は営業収益が414億8,600万円(同3.0%増)。営業利益は、待遇改善による人件費の増加などにより20億2,800万円(同29.9%減)となった。鉄道事業では需要の回復などにより旅客人員が増加し増収。バス事業は、ダイヤ改正による減便などでの減収となったものの、インバウンド需要の増加や「ONE FUKUOKA BLDG.」の開業効果などにより増収となった。
通期の業績については、営業収益4,765億円(前期比 7.4%増)、営業利益270億円(同 1.3%増)、経常利益276億円(同4.0%減)、当期利益250億円(同20.1%増)になるとしている。
【田中直輝】
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