自民党の麻生太郎副総裁や小泉進次郎防衛相らを発起人として、高市早苗首相(自民党総裁)を支持する議員連盟「国力研究会」が発足することが分かった。21日にグラス駐日米大使を招き、「発足記念講演会」を開催する。
研究会には茂木敏充外相や小林鷹之政調会長なども参加。ポスト高市候補の面々も参画している。
来年秋の総裁選を見据え、特定の支持グループをもたない高市首相の支持基盤を強化するとともに、自民党内での旧派閥を基盤としたグループの動きや、総裁からも独立した動きを見せる参議院自民党への牽制の狙いも見え隠れする。
発起人には萩生田光一幹事長代行や松山政司参議院議員会長、有村治子総務会長、山谷えり子元国家公安委員長も名を連ねているが、選択的夫婦別姓に反対するなど、高市首相と保守的国家観を共有する議員が多いことが特徴である。
現時点で、石破茂前首相や岸田文雄元首相、林芳正総務相は参加していないようだ。このうち林総務相は来年の総裁選に意欲をもっている。
林氏を後押しする古賀誠元自民党幹事長は、2日放送のTBS『報道特集』にインタビュー出演し、持論の「憲法9条を守るべき」との主張を行った。林氏は保守色の強い研究会と距離を置き、自民党リベラル派のリーダーとしての動きを見せるのではないだろうか。
【近藤将勝】
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