自民・武田良太氏、自身のグループ議員に高市首相支持議連「国力研究会」への参加を呼びかける

 自民党の武田良太元総務相は14日、政策グループ「総合安全保障研究会」の会合で、所属議員らに対し、高市早苗首相(党総裁)を支持する議員による議員連盟「国力研究会」への参加を呼びかけた。

 「国力研究会」は高市政権生みの親である麻生太郎副総裁などにより結成された。25年10月の自民党総裁選で高市首相と争った茂木敏充外相や小泉進次郎防衛相、小林鷹之政調会長も発起人であり、保守色の強い議員連盟である。

 地元福岡で麻生氏と武田氏の対立関係がいわれるなか、武田氏は非主流派とみなされることを避ける面があるとみられる。2月の衆院選で高市首相は、福岡県行橋市で武田氏の応援演説を行ったが、正月に高市首相の好物である豚まんなどを差し入れたエピソードを紹介した経緯がある。武田氏の参画は、党内力学において麻生氏の影響力が強まることを警戒する高市首相にとって有利に働くことになる。

 武田氏は国力研究会についてグループの所属議員から入会をどうすべきか問われたことを明かしたうえで「選挙公約実現に向かって、しっかりと行動をとる高市総理を支える会だ」と述べ「全党一丸となって取り組むべき課題である。全員で参加して、さらなる政策の推進に一役買おうではありませんか」と力説した。

【近藤将勝】

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