11月投開票の福岡市長選に調崇史福岡市議が立候補を表明

 任期満了にともなう福岡市長選挙(11月1日告示、同15日投開票)に、福岡市議会議員・調崇史氏が立候補することを正式に表明した。

 調氏は11日午後、福岡市役所で記者会見を開き、一連の福岡県政をめぐる不信を背景に「政治への信頼回復」と政策決定過程・成果の可視化を柱とする「令和の自治体経営モデル」を掲げた。

福岡市長選への立候補を表明した調崇史福岡市議
福岡市長選への立候補を表明した調崇史福岡市議

 冒頭、小学校低学年のころ「憧れを抱いていたのは中曽根康弘総理」と述べ、「当時アメリカの大統領はレーガン大統領。 ロンヤスといわれる蜜月のような関係があった。こういう人になれたらいいなと憧れた」と子どものころから政治に関心をもっていたことを明かした。

 福岡県議会をめぐる一連の疑惑に関して「福岡市は県政からみた最大のステークホルダー」としたうえで、「疑惑の徹底した真相解明と再発防止についてしっかり求めていきたい」と傍観せず、是正を求めていく考えを示した。

 4期16年におよんだ高島市政による天神ビッグバンなどの再開発、子育て・教育投資、福岡市の知名度向上は評価したうえで、今後の人口減少局面を見据えた産業構造転換、高付加価値産業の育成に取り組むことや、地域間格差への対応を重視すると述べ、そのなかで高齢シングル女性への支援など多様な生き方を選択した人々へのケアにも取り組むとした。

 現時点では自民党など政党推薦はなく、無所属で立候補するといい、自民党員であることから離党手続きなどについて今後、会派に相談したうえで決めるという。

 会見において、調氏が議会質問で高島市長の市政運営に厳しい指摘をしてきた点などを捉えて高島市政の評価を問う質問が各社から行われたが、「福岡市の知名度向上」や「都心部機能の更新」を評価していると述べた。具体的な政策に関しては、後日、政策発表の会見を改めて行うとした。

 次期市長選は、現職の高島宗一郎氏は不出馬を表明しており、これまでに、元経産省官僚で会社代表の渡辺久也氏、政治団体福岡支部代表の荒牧明楽氏、福岡市議の新村優氏が立候補を表明している。

【近藤将勝】

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