2024年12月26日( 木 )

コスモス薬品の新社長に横山氏。柴田社長は取締役経営企画部長に復帰へ

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 (株)コスモス薬品(本社:福岡市博多区)は15日、6月1日付けで横山英昭(よこやま・ひであき)取締役営業本部長兼店舗運営部長を代表取締役社長に昇格させる人事を発表した。現社長の柴田太氏は昨年8月社長に就任したばかりだが、1年足らずで退任し、前役職の取締役経営企画部長に復帰する。

 横山氏は1980年9月生まれの37歳。2003年宮崎産業経営大学経営学部卒業後、同社に入社し、07年9月に同社店舗運営部のエリア長、翌08年9月に同部上級エリア長に就任。16年8月には取締役店舗運営部長、17年8月、取締役営業本部長兼店舗運営部長を歴任した。

 同社によると、異動の理由は、「経営体制の強化を図るため」としている。同社は5月決算であるが、18年5月期決算は、第三四半期(17年6月~18年2月)段階でも九州を中心に58店舗を新規出店し、増収は確実。だが、大量出店で人件費中心に販管費が増加したほか、価格競争が激化した影響で粗利率が減少したことで、営業利益、経常利益などが減益の見通しだ。増収増益により急成長したドラッグストア企業であるだけに、営業畑を歩んできた横山氏をトップに据えることで、増益への回復を目指す。

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