イオン九州、MV九州、イオンストアが来年9月に経営統合へ
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九州各地でGMS(総合スーパー)などを展開するイオン九州と、食品スーパーを展開するマックスバリュ九州、九州地区のダイエーの一部店舗を受け継いだイオンストア九州が来年9月1日付けで経営統合する。
イオン九州の柴田祐司社長とマックスバリュ九州の佐々木勉社長が10日、福岡市内で会見し発表したもの。イオングループの全国的なスーパー再編の一環。3社の共同株式移転で設立する持株会社の下に、新設する食品事業会社と非食品会社の2社をぶら下げるかたちをとり、食品事業会社にイオン九州の食品部門とマックスバリュ九州などを統合する。
イオン九州とマックスバリュ九州は来年8月下旬、ジャスダック上場を廃止し、持株会社が9月1日付けで上場する。イオングループは九州、西日本、北海道、東北など地域ごとにスーパーを再編し、これまで総合スーパーと食品スーパーと業態別に分かれていたものを一本化する。
イオン九州の柴田祐司社長は「経営資源を最適配分するとともに、規模拡大で地域商品の開発や物流、デジタル化への投資を強化する」としている。今回の統合で食品売上高が3,239億円になり、九州ではセブンイレブンにつぐ規模になる。柴田社長は「将来5,000億円に引き上げる」と目標を掲げる。またイオン本体に委託している物流も九州独自で行い、コストを削減する。
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