福岡県は12月20日、久留米市北野町の建設会社「(株)三原産業」に対し、建設業法の規定に基づき、建設業の許可を取り消した。
同社および同社代表が10月28日に福岡県警に建設業法違反(虚偽申請)容疑で逮捕され、11月8日に久留米簡易裁判所からそれぞれ罰金50万円の判決を受け、その刑が確定したため。
建設業法では、不正な手段により、許可を取得した場合、許可を取り消される。
同社は今年1月、建設業の許可申請の際、実際には雇用していない者を専任技術者として申請し、2月に福岡県から特定建設業の許可を取得していた。
九州地方整備局はこれを受けて、12月24日、同社に対し、同局発注の入札参加資格の認定を取り消した。
【東城 洋平】
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