2024年12月23日( 月 )

低価格3店売価、21年6月・22年11月比較 多くが値上げ

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 データ・マックスが毎月行っている低価格3店の売価調査から、食品値上げが本格化する前の2021年6月29日と22年11月28日の売価を比較したところ、主要19品目中、「雪印バター無塩」と「夢つくし」を除く17品目が値上げされたことがわかった。上げ幅は最も低い「明治おいしい牛乳」900mlの10円、4.1%から日清キャノーラ油1,000gの約2倍まで幅広い。品目数の多さと値上げ率はバブル期をしのぐと見られる。低所得層や年金生活者の家計を直撃し、消費に影響するのは必至だ。

 売価を固定しているルミエールは16品目を値上げした。残る3品目中、日清カップヌードルは今年6月159円から178円に上げたが、11月159円に戻した。価格が動いてないのはミツカン味ポンだけだった。「ネスレ・キットカットミニ」は表面上1年半前と同じだが、枚数を14から13に減らし実質値上げ。

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