(株)梅の花グループ(本社:福岡県久留米市、鬼塚崇裕代表)は12日、2025年4月期連結業績予想について、前回発表予想(24年6月14日公表)を下方修正した。
それによると、売上高は294億4,000万円(前回予想302億5,000万円)、営業利益は5億5,000万円(同9億600万円)、経常利益は3億8,800万円(同7億2,700万円)、当期純利益は3億8,300万円の赤字(同4億2,000万円の黒字)になるとした。
今回の業績予測値を前期と比べると、売上高は1.2%減、営業利益は32.8%減、経常利益は47.5%減となる。
売上高減少の要因について同社は、台風による臨時休業や営業時間短縮、出店先の休業、外販事業における大口取引の失注、節分とひな祭りの曜日周りや天候の影響、店舗閉店の影響を受けたことなどを挙げている。
営業利益減少については、コメなどの原材料価格の高騰、包装資材などの値上げ、水道光熱費、物流コスト上昇などの影響が当初の予想値を上回ったこと、DX推進により一時的に費用が二重にかかったことなどが要因になったとしている。
経常利益減少と当期純利益の赤字の要因は、公募による新株発行費用、臨時株主総会開催費用を営業外費用へ計上したこと、減損会計処理による減損損失、閉店損失引当金繰入額を特別損失へ計上したこと、さらに法人税等調整額の計上が見込まれるためだとしている。
【田中直輝】
法人名
関連記事
2025年6月14日 06:00
2025年6月13日 16:40
2025年6月7日 06:00
2025年6月11日 10:50
2025年6月4日 15:30
2025年6月3日 15:30
2025年6月10日 17:00