2021年2月11日 07:00
ヤマダHDの山田会長は、「ナンバーワンはいつか追いつかれ、逆転されるものと考えて経営している。家電だけを販売していては将来がないことはわかっていた。どんな業界でも、変革できない企業は必ず追い越されてしまう」と危機感を強く持っている...
2021年2月10日 10:12
ヤマダ電機の近年の動きについてみてみると、2019年に大塚家具を子会社化し、家具・インテリア分野に進出、20年には住宅メーカーの(株)レオハウスを完全子会社化、(株)ヒノキヤグループを連結子会社化した...
2021年2月9日 09:09
こうして組織を再編し、新たなスタートを切ったヤマダHD。その歴史は、創業者である山田昇会長が、1973年に群馬県前橋市で店舗面積8坪のヤマダ電化サービスを開業したことから始まった...
2021年2月8日 16:29
当社は長期にわたってベスト電器に関する記事を掲載してきた。最後に、家電業界に君臨するヤマダ電機が行っている組織の再編、戦略をみていく...
2021年2月3日 15:59
かつて家電業界で日本一の売上高を誇ったベスト電器がヤマダ電機に完全に吸収された。なぜ、このように消滅するという事態になったのか!当社は長期にわたってベスト電器に関する記事を連載してきた。ヤマダ電機が吸収した当時のことを報告する...
2021年2月2日 10:08
寿屋やダイエーなどかつて九州で大きなシェアをもっていた企業を傘下に収めながら今に至るイオンは、思い切った戦略を実行した企業でもある。一時、本拠地の関西を中心に各地でダイエーに圧倒されると、江釣子ショッピングセンターに象徴されるようなルーラル立地の広い商圏を求めて戦略の転換を図った。まさに勇断だ...
2021年2月1日 11:31
合併、連携しながら組織の強化を図るには戦略が不可欠である。単なる規模拡大や金融機関などから持ち込まれた半ば救済型の目先の利害戦術で提携を進めれば、そこに提携のメリットは生まれない...
2021年1月31日 07:00
かつて九州の代表的な小売業といえば、渕上ユニードであった。1885年創業の同社はその後、幾多の曲折を経た後、1970年に大阪府に出店し、九州外への進出を試みた。78年には福証に、翌年には大証二部に上場したが、80年代に入る前に規模の拡大に業績がともなわなくなり、81年にはダイエーとの提携に踏み切る...
2021年1月29日 10:53
ベスト電器の衰退が始まったのは、2代目の北田葆光氏が社長に就任してからだというのは、世間で周知されていること。しかし、これは福岡シティ銀行(現・西日本シティ銀行)出身で娘婿の有薗憲一氏が権力を握っていく過程でもある...
2021年1月28日 13:47
ユニード、寿屋、そしてベスト電器。「九州の覇者から全国へ」という野望を抱き、事業拡大に走ったが、いずれも惨憺たる結果に。没落していく企業にはそれなりの理由がある。ベスト電器が繰り広げた“ドラマ”を振り返る...
2021年1月28日 07:00
「最近、当社では事情聴取が行なわれるようになりました」――こんな情報が今朝、ベスト電器OBのA氏から寄せられた。A氏は現社員からこう漏らされたようだ。手段や目的までは伝えられなかったようだが、どうやら筆者が指摘した、子会社や取引先を巧みに使った不正について内偵調査が進んでいると見られる...
2021年1月27日 13:00
東京都内で記者会見したヤマダの山田昇会長は、ベスト買収の狙いについて、「シェアにこだわり、規模の利益を追求するため」と説明した。売上高を増やす以上に、シェア拡大の意味の方が大きいと言明したのである...
2021年1月27日 10:15
ヤマダとベストの関係は、因縁じみている。全国制覇を目指していたヤマダがベストの筆頭株主に躍り出たのは2007年。電撃的な株買占めに泡食ったベストは、ビックカメラと資本提携を結び第三者割当増資を実施...
2021年1月26日 13:00
12日、ヤマダ電機によるベスト電器買収のニュースが世間を賑わせた。ヤマダにしてみれば、1度目の買収を仕掛けた07年以来の悲願、ベストにしてみれば、家電量販店戦争に敗北した悲哀、といったところだろう...
2021年1月26日 09:24
ベスト電器は今年9月、60周年を迎える。50周年の節目を迎えた10年前の2002年は、年末に創業者の北田光男会長が逝去するという世代交代のかたちで歩み始めた。しかし、経営責任をとったはずの有薗氏、濱田氏が依然として経営に対する影響力を行使し、本来ベストが供与すべき利益が得られていないという声もある...
2021年1月25日 13:00
ベストはなぜ負けたか。ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、コジマ、エディオンなどの競合量販店が九州に食指を伸ばした、デフレと不況で消費者の購買意欲が薄れた、そうした外部環境の変化は表面的な要因でしかない...
2021年1月25日 07:00
2010年1月20日の役員会で代表取締役の提案があり、井澤信親氏が推薦された。投票により、賛成多数で井澤氏の代表取締役専務就任が決定した。このとき、中野茂常務も他薦で立候補し反対多数で逆に否決されたという...
2021年1月24日 07:00
ベスト電器は2010年1月、有薗会長、濱田社長が経営責任をとって退任し、深澤政和副会長が代表取締役社長に、井澤信親氏が代表取締役専務となる新人事で年を明けた。しかし、わずか2カ月で深澤、井澤両代表取締役が辞任...
2021年1月23日 07:00
1953年9月創業のベスト電器は、当時メーカー優位の家電販売業界にあって、創業者の北田光男氏が辛酸を舐めながらも"安売り"を前面に押し出した販売手法で日本一の会社にした。そして、長男・葆光氏が2代目社長として事業継承し、3代目社長に娘婿・有薗憲一氏が就いた...
2021年1月22日 13:00
泰陽商事を解散させ、ホクエイをつくった目的は何なのか。投書では「この泰陽商事を、2011年2月期決算終了までにダミー会社に買い取らせ闇に葬るべく、急ピッチでホクエイがつくられた」とされる...
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