【名門・筑女の異変】長谷川新理事長誕生には総本山もビックリ?
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学校法人 筑紫女学園の理事長に新興宗教団体「生長の家」の熱心な信奉者である(株)はせがわ前代表の長谷川裕一氏(現、同社相談役)が就任した件で、浄土真宗本願寺派の総本山(西本願寺)にも動揺が広がっているようである。
本願寺派系列の学校で構成されるグループ『龍谷総合学園』は、浄土真宗の教えに基づき人を育成するという共通の目的を持った26学園56校が属する。同学園の規約第5条では理事18人を置くと定めており、うち11人は総会で互選する。同規約の第9条では、総会の出席者は「加盟学園を代表する者」とある。すなわち、筑紫女学園の新理事長となった長谷川氏は、総会に出席するばかりか、理事に選ばれる資格もあるのだ。
長谷川氏は、出身大学こそ『龍谷総合学園』の頂点に位置する龍谷大学(文学部仏教学科卒業)であるが、「生長の家」の経営塾で講師を務めるなど熱心な活動で有名。そもそも筑紫女学園は寄附行為で、「理事長は、原則として浄土真宗本願寺派福岡教区寺院の僧侶」(第6条)と定めており、長谷川氏の理事長就任は異例中の異例。総本山もまさか「生長の家」の信奉者が系列学園の代表として乗り込んでくるとは思ってもいなかったはずだ。
【特別取材班】
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