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有名もつ鍋店の業績がコロナ前の水準に回復した。同社はコロナ禍中の出店もあり全社売上はコロナ前をしのぐ勢いだ。競争力のある店舗は外部環境に関わらず商機があることを示した格好だが、原料の国産モツの価格上昇が収益を圧迫している。米国産モツの流通量が減ったことで国産の需要が増加し約3割値上がりした。
同社社長は米国におけるコロナとの共生政策が進み「米国畜産業界の人手不足が落ち着けば価格も落ち着く」と期待する。しかし、中国の需要急増、円安による買い負けは落ち着くどころか激しさを増している。別の業界関係者は「むしろ米国畜産業界のサプライチェーンが回復すれば、購買力の差が一層明確になり買い負けが鮮明になる可能性がある」と危機感を強めている。
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