2024年11月25日( 月 )

九地整発注工事で続く個人情報の流出

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 九州地方整備局(以下、九地整)発注の工事において、受注者による個人情報の流出が続いている。今年に入りすでに2件発生しており、九地整は「個人情報等の管理の細心の注意について受注者へ指導徹底することで、再発防止に万全を期してまいります」と述べている。概要は以下の通り。

(1)九地整・鹿児島国道事務所発注の地下水調査業務
<受注者>
八千代エンジニヤリング(株)九州支店
<概要>
 2023年1月12日(木)、地下水調査業務受注者の従事者が、発注者から貸与された資料を紛失していることに気づき、捜索するとともに、警察への遺失物届を提出。紛失した資料には個人47名の住所・氏名などが記載されている。現時点で第三者への流出、不正利用などの事実、二次被害は確認されていない。

(2)九地整・山国川河川事務所発注の事業損失事後調査業務
<受注者>
東亜建設技術(株)
<概要>
 23年1月17日(火)、事業損失事後調査業務受注者の業務従事者が、現地調査を実施中に発注者から貸与された個人情報が含まれた資料を紛失。同日、遺失物として最寄りの警察に届出られている。同資料には、個人2名の住所および氏名、ならびに個人17名の氏名などが記載されている。現時点で個人情報などの第三者への流出、不正利用などの事実、二次被害は確認されていない。

【代 源太朗】

関連記事