北九州市は、2022年度におけるふるさと納税の受入額が20億円(寄附件数10万件)を超え、過去最高となったと公表した。市は要因として、DX推進による効率化・返礼品の開発強化、寄附受付サイトの内容拡充などを挙げている。

返礼品人気ランキング10位から7位に上昇
このほか、時勢を反映させ、返礼品のPR方法を変えるなどの取り組みも実施。物価高騰で家計が圧迫されるなか、ウェブ広告やメルマガ配信による日用品の露出機会を拡大させることで、トイレットペーパーへの寄附額が21年度比で2.7倍に増加した例もある。

また、返礼品によっては寄附者への選択肢を充実させた。たとえば肉は種類・部位ごとに組み合わせを選べるようにしたほか、定期便も追加。これにより、6種類の肉の詰め合わせ×定期便という格好で返礼品を受け取ることも可能となった。
こうした取り組みの効果もあり、寄附受入額は18年度からの過去5年間で、約55倍の大幅増をはたしている。
【代 源太朗】
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