福岡県は昨年に続き脱炭素化事業の促進を目的にグリーンボンド(ESG債)を発行する。市場公募債として機関投資家向けに200億円分の発行を予定。来年完成する新福岡武道館(福岡市博多区)、27年度から稼働するワンヘルスセンター(みやま市)のZEB化などに充当する。
条件決定日は5月の予定。引受会社は大和証券(株)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)、みずほ証券(株)。適合性評価について、(株)格付投資情報センター(R&I)から、国際資本市場協会(ICMA)によるグリーンボンド原則2021、環境省グリーンボンドガイドライン2022年版への適合性についても評価を取得している。
充当予定事業として新福岡武道館のほか、県有施設への太陽光パネル設備の導入、LED照明等、省エネ性能の高い設備導入、緑化推進事業、豊前海・筑前海での漁場整備、災害対策などを挙げている
なお、昨年度は発行額200億円を大きく上回る約1,667億円(発行額の約8.3倍)の応募があったとしている。
【田中 直輝】
法人名
関連記事
2025年4月21日 13:00
2025年4月10日 16:35
2025年4月2日 12:00
2025年4月17日 10:30
2025年4月10日 13:00
2025年4月9日 17:00
2025年4月3日 17:30