2024年12月02日( 月 )

福岡県の10月新設住宅着工 全体で前年同月比25%増

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 国土交通省が発表した2024年10月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比25.7%増の3,536戸となっていたことがわかった。県全体の着工数は8月に3カ月ぶりに前年同月を上回り、9月に再び前年同月割れに転じたが、10月に再び上回った。

 福岡県の10月の着工数を利用関係別にみると、持家(注文住宅)が同38.2%増の900戸、貸家(賃貸住宅)が同13.9%増の1,688戸、分譲住宅が同38.6%増の938戸であった。分譲住宅のうち、マンションが同118.0%増の388戸、一戸建は同9.0%増の544戸だった。

 なお、10月の全国における総着工戸数は同2.9%減の6万9,669戸で、6カ月連続の減少となった。九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数は同12.0%増の7,189戸で、前月の減少から再び増加に転じた。

【田中直輝】

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