本日正午過ぎから福岡県議会議長選~「自民も民主も仲良しクラブ」から変わるのか
福岡県議会の正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑や高額な海外視察などに対する批判を受け、先月25日に議員辞職した蔵内勇夫前議長の後任の議長選が、本日正午に開会する県議会9月定例会において行われる。
従来は最大会派である自民党県議団の「指定席」となっていたが、一連の問題を受けて「議会改革」を掲げる各会派は候補を擁立する方向で、自民党県議団の大島道人県議のほか、県政PLUS県議団の坪田晋会長、公明党県議団の新開昌彦団長、県民の声ふくおかの原田博史代表が立候補予定である。
当社の取材では、昨夜時点で非自民系候補の一本化には至っていない。ぎりぎりまで調整が行われるものとみられる。
議長候補は、20年6月就任の吉松源昭県議(当時5期)や22年6月就任の桐明和久氏(同3期)のように一部例外はあったものの、多くは自民党重鎮らの協議により、当選4期の自民県議のなかから候補を決め、民主会派や公明などほかの交渉会派に根回しを行い、決めていた。
25年の議長選は蔵内氏に無効票を除く82票(定数87)が投じられ、2度目の議長就任となった。異例の2度の議長就任について自民・民主を含む多くの県議が「蔵内さんへの忖度であった」と語ったが、一連の問題が明らかになったのちも自民だけでなく民主会派も、自民や蔵内氏への配慮は変わらなかった。
8月17日の臨時会に提出された前議長の辞職勧告決議案の採決中止動議可決で、福岡県議会に対する信用度は大幅に低下した。
全国の視線は、議長選を通じて福岡県議会が変わっていくのかに注がれている。注目の福岡県議会議長選であるが、午前9時半から県議会において合同所信表明会が行われる予定である。なお、今回は当社を含む各報道機関に対して積極的な取材の案内が行われた。
当社は議長選や各会派の動向などの詳細を引き続き取材し報じていく。
【近藤将勝】









