2019年12月17日 13:23
困ったものである。2016年6月に、私が運営する「サロン幸福亭ぐるり」(以下「ぐるり」)の常連客だったAさんがギャンブル依存症になり、周囲に迷惑をかけている様子を報告した。あれから3年、Aさんは相変わらず生活保護費もパチンコにつぎ込み、生活費にも困るありさま。軍資金が枯渇すると、周囲のだれかれ構わず無心する。何とか助け出したいのだが、有効な手立てがみつからない。
2019年11月18日 07:00
「社会福祉協議会」とは社会福祉のことを専門に行う民間の福祉団体(社会福祉法人)のことである。法律(「社会福祉法」第10章 第2節社会福祉協議会)に位置づけられている組織だ。財源は、賛助会員や一般会員(社協の活動に賛同した人)から寄せられる「社協会費」「赤い羽根共同募金」の分配金、一般の人からの「寄付金」、介護保険サービスなど自主事業の収益金などが充てられる。
2019年11月15日 15:21
「社会福祉協議会」とは社会福祉のことを専門に行う民間の福祉団体(社会福祉法人)のことである。法律(「社会福祉法」第10章 第2節社会福祉協議会)に位置づけられている組織だ。財源は、賛助会員や一般会員(社協の活動に賛同した人)から寄せられる「社協会費」「赤い羽根共同募金」の分配金、一般の人からの「寄付金」、介護保険サービスなど自主事業の収益金などが充てられる。
2019年10月17日 09:00
「偽薬」というものがあることを、2019年10月3日朝日新聞「ひと」欄で初めて知った。文字通り「嘘の薬」である。見かけは直径8ミリの白い錠剤だが、薬効成分は入っていない。。「偽薬」の中身はほぼ糖(ブドウ糖や乳糖)とカルシウムである。法律上は食品扱いとなる。
2019年10月16日 09:30
薬を飲むことが常態化すると、何のために薬を飲むのかを失念してしまう高齢者が多い。運営する「サロン幸福亭ぐるり」(以下「ぐるり」)の常連も例外ではない。「先生が出してくれるから飲んでいる」「飲まないと不安」というのが通常の会話で聞かれる答だ。「薬の名前は?」と聞いてもまともに答えられる常連は皆無である。
2019年9月18日 07:00
実質的な主(ぬし)でなくなるということは、カネが使えなくなるということだ。オーケストラ(雅楽)やバレエ団(久米舞などの舞手、舞人)を維持するには、いまだって大金を要する。昔もそうだったにちがいない。権力をもたなくなってからの宮廷の貧乏ぶりは、傍目にも気の毒だったらしい。とても雅楽どころではなかった。
2019年9月17日 10:11
芝祐靖(しばすけやす)という名前をご存じの方はかなりの日本伝統音楽、それも雅楽に通じている方とお見受けしたい。運営する「サロン幸福亭ぐるり」(以下「ぐるり」)の常連に、「雅楽を聴いたことある?」と聞くと、「『越天楽』なら知っている」というのはまだいい方で、「雅楽」という言葉さえ知らない常連が多い。
2019年8月20日 09:30
日本では安楽死も尊厳死も法制化されていない。安楽死が認められている国は、オランダ、スイス、ベルギー、ルクセンブルグ、アメリカ(ニューメキシコ、カリフォルニア、ワシントン、モンタナ、バーモント、そしてオレゴンの各州)のみ。日本尊厳死協会発行のカードに「延命治療拒否」と記入しても、エンディングノートや遺言状にその旨を記入しても、担当医が殺人罪や自殺幇助罪などに問われては尻込みするのが現状だ。
2019年8月19日 13:00
NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」(2019年6月2日放送)を見た。ある女性が全身の身体の機能が奪われる「多系統萎縮症」という回復の見込みのない難病と宣告され、家族と相談のうえ、「人生の終わりは、意思を伝えられるうちに、自らの意思で決めたい」と、スイスにある「ライフサークル」という自殺幇助(安楽死)団体に登録する。安楽死に至までの家族の葛藤、生と死をめぐる対話を続け、安楽死を迎えるまでの日々を追い続けたドキュメントである。
2019年7月18日 10:29
桜井政成(立命館大学政策科学部教授)さんの講演の後、第2部として私と桜井教授との対談に入る。テーマは「今、地域で起きていること」。拙著『親を棄てる子どもたち~新しい「姨捨山」のかたちを求めて~』(平凡社新書)で書いた私の住む地域(+私の関係する周辺)で起きたいくつかの「棄老事件」を報告し、それへの対処法を検討した。
2019年6月17日 17:23
6月8日(土曜)、地域にある公民館の多目的ホールで、「第4回『サロン幸福亭ぐるり』講演会」を開催した。講師は桜井政成(立命館大学政策科学部教授)さん。専門は「組織社会学」「福祉社会学」。ボランティア活動を通して、実践的に学説を構築していく若手のホープ。
2019年5月19日 07:05
大さんのシニアリポート第78回各部署は担当者に任せ、責任の範囲を明確に線引きする大人気のカラオケスタッフの「やる気」を引…
2019年5月18日 07:05
大さんのシニアリポート第78回組織(この場合は「ぐるり」)の存在と、来亭者の数を増やすためには、「ぐるり」の品目(運営の…
2019年5月17日 13:06
大さんのシニアリポート第78回「サロン幸福亭ぐるり」リーダー論といっても、啓蒙書や啓発書に出てくるリーダー像ではなく、あ…
2019年3月19日 07:05
大さんのシニアリポート第77回桜井教授が香川さんを「強く、それでいてしなやかさ、したたかさを身につけている女性」と評した…
2019年3月18日 16:54
大さんのシニアリポート第77回拙著『親を棄てる子どもたち新しい「姨棄山」のかたちを求めて』(平凡社新書)の書評が朝日新聞…
2019年2月20日 07:03
大さんのシニアリポート第76回子ども食堂のある日のメニュー桜井政成(立命館大学政策科学部教授副学部長・博士)は、「江戸時…
2019年2月19日 11:28
大さんのシニアリポート第76回『親を棄てる子どもたち新しい「姥捨山」のかたちを求めて』(平凡社新書)をようやく上梓するこ…
2019年2月19日 10:22
NetIB―NEWSで「大さんのシニアリポート」を連載中の大山眞人さんが『親を棄てる子どもたち新しい「姥捨山」のかたちを…
2019年1月18日 07:00
大さんのシニアリポート第75回津端は高蔵寺団地の一角に終の棲家となる土地を購入し、広いキッチンガーデンのある平屋をつくり…