博多駅前の道路で大規模陥没事故発生！　周辺一帯は通行止め

　８日、午前５時15分頃に福岡市博多区の博多駅前２丁目交差点付近で、片側２車線の道路が大きく陥没する事故が発生した。現在も博多口交差点から博多区役所南口交差点の区間において、全面通行止めの状態となっている。
　現場は、周辺の広い範囲で停電やガス漏れが発生しているほか、ビルが倒壊する恐れも。福岡市は二次災害防止のため避難勧告を発令。一部の住民が避難している。

　午前９時過ぎの時点で、陥没の範囲は道路両端のビルからビルの間まで拡大。穴に隣接するビルでは基礎部分の鉄骨がむき出しになっているほか、穴の内部には破裂した水道管から大量の水が流入し、溜まっていく様子が見受けられた。また現場周辺では、かすかにガスの臭いが感じられた。

　今回、陥没事故が発生した現場一帯は地下鉄七隈線の延伸区間にあたり、現在、延伸工事が進められていた。そのため、市などが事故との関連について調べている。