2024年12月23日( 月 )

ふくおかFG、道路陥没によるシステム障害復旧完了

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 8日未明に起こった道路陥没事故による影響は多岐にわたり、その影響でライフラインや通信にも大きな影響を与えた。影響を受けたのは膨大なデータ量を取り扱う金融機関も同じだった。

 8日午前5時頃から始まった陥没により、基幹データ通信回線が断ち切られたふくおかフィナンシャルグループ。異常は午前7時に開くはずのATMが開かなかったことから始まった。9時には営業全店の機器が立ち上がらず、営業面で大きな被害を受けた。データ処理の中核設備にアクセスする回線が切断されたため、グループ傘下の福岡銀行、熊本銀行、親和銀行のすべてに影響が広がった。ふくおかFGは通信回線を切断された通常回線から非常用のものに切り替え、同日午後にはほぼ復旧することができ、9日午前には完全復旧を果たしたことを発表している。

 広報担当者によると、同行には「今日は動いているか」などの問い合わせが入ってきているという。

 

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